前半は残暑厳しく、後半は暑さ和らぐ
まず、15日までの上旬は残暑が厳しく、猛暑日も数日ありました。
真夏日も10日あたりまでは連日続き、最高と最低を合わせた日平均気温も30度を越える日も数日あることが観測結果で分かります。
一方で16日以降の下旬は、猛暑日や真夏日を観測する日が少なくなり、月末になるにつれて殆ど観測されなくなりました。
最低気温に関しても、15日を境に一気に涼しくなり、20度を下回る日が連日続くようになり、特に9月最後の30日は15度を下回り13度0分を観測し、秋が深まっていくような実感がする寒さになりました。
最高・最低・平均気温共に月末になるにつれて少しずつ下がってきていることが、このグラフでも分かります。
停滞した秋雨前線の影響で雨が多い9月に
大陸方面から移動してきた秋雨前線が停滞した影響で、9月は天候が悪く、9月にしては降雨日が多い一か月となりました。
降ってもしとしとと降る日が続き、たまに上空との寒暖差の影響で積乱雲が発達し、ゲリラ的に降った日も...。
ちなみに、9月は30日ありますが、降雨が観測された日は23日もありました。
9月から風速データが復活しました
新しい機器モジュールと接続がうまくいかず欠測扱いで放置状態だった風速データですが、今月から再び観測を再開しました。
上旬は南からの湿った風が吹いていたのに対し、気温が下がり始めた下旬は北東や北西など北風がメインになってきています。