みぬさんのページ

日々の何気ない出来事、アニメや気象観測などを記事にして書いています。

わたらせ渓谷沿いのレトロ自販機を訪問した

懐かしの古い自販機コーナー


週明けの月曜日,仕事終わりでそのままドライブに行ってきました。
場所は栃木と群馬にまたがるわたらせ渓谷エリア。

桐生からわたらせ渓谷を通り足尾へ向かうルートはあかがね街道(銅山街道)と呼ばれ,銅山があった足尾から群馬県内の利根川河岸まで銅を運び江戸に届ける重要な道でありました。

現在は,東京から群馬県を経て栃木県の日光へ通じる国道122号線の一部ルートとして機能しています。
この122号線は国道番号の122号が語呂が良いことから,埼玉県・群馬県民など沿道の地域からは「ワン・ツー・ツー」と愛称される特別な道となっています。(ちなみに同様の理由で,埼玉県の県北を横断する国道125号線も「ワン・ツー・ファイヴ」とも呼ばれます。)

あと,この122号線は東京側が始点ではなく終点になる珍しい国道です。
一般的には東京から他県に向かう国道は基本的に東京側は始点となる国道がほとんどですが,この122号線は栃木県日光市の清滝交差点が始点で,東京豊島区の国道17号線と交差する西巣鴨交差点が終点となります。


そんなわたらせ渓谷を通る国道を桐生から北上するかたちで走ってきました。

温泉施設と併設した水沼駅

群馬県の桐生市からわたらせ渓谷に入り,のんびりと国道を北上。
途中は赤城山の東山麓に寄り道したりしましたが,渓谷沿いを走って昔の黒保根村地区にある水沼地区へ。
わたらせ渓谷鉄道の水沼駅で小休憩。
この駅には温泉施設が併設しており,かっぱ風呂という露天風呂からは雄大な山々が見えるそうですよ。
今回は立ち寄りませんでしたが,機会があれば立ち寄りたいスポットです。



水沼駅からさらに北上するとまもなく見えてくるのが,今回の目的だった丸美屋自販機コーナーさん。
看板もなく,人家もない場所に突然現れるので見落とし注意ですね。
今はほとんど見なくなった,レトロ感満載な食品を扱う自販機が並んでいます。
うどん,そば,ラーメンなどお腹を注がれそうなラインナップです。
奥にはトーストの自販機もあります。

昔はこういうレトロ自販機なコーナーが埼玉県内にも数カ所存在しており,有名どころは行田市の国道17号線沿いにあった鉄拳タローさんなどが挙げられますが,数年前から発生した新型コロナによる客足低迷などで閉店してしまったので,今となっては絶滅危惧種に近いレベルになっています。

なんだか懐かしさが感じられます

私が選んだのは,300円の唐揚げラーメン。
お金を投入し,ラーメンのボタンを押せば約30秒で完成。

醤油系のあっさりした味でとても素朴な味なのですが,最近になってほとんど見なくなった自販機ラーメン,私は全盛期に産まれて育った訳ではありませんが,どこか懐かしさが感じられる一品でした。



隣にあった200円のトーストも頂きました。
ハムとチーズが挟んであるトーストです。


ダム百選の草木湖(人造湖)

草木ダムで作られた草木湖が見渡せる展望台から見物。
ここに来るのは数十年ぶり。
当時もこの展望台で記念撮影したのを思い出しました。

わたらせ渓谷鉄道 足尾駅

栃木県に入り旧足尾町の中心部へ。
街の中心部から少し離れたところにあるわたらせ渓谷鉄道の足尾駅。

日光(旧足尾)と鹿沼の境にある粕尾峠

足尾からは葛折りの険しい山道を登ると粕尾峠。
この粕尾峠は井戸湿原という,約400種の植物が自生し植物の宝庫とも呼ばれる湿原がある前日光という地域の入り口にある峠です。
アクセスは決して良いという訳ではありませんが,県の南東部から足尾地域に抜ける近道ルートとしても機能しているみたいです。



鹿沼市側に抜けた後は,のどかな農村風景を眺めつつ栃木市へと下り,国道50号と新4号線を使い帰路に着きました。
久しぶりの300キロ近いドライブでしたが,いつも悩まされるシートが硬いための尻痛の闘いが今回はありませんでした。
このバイク特有というかオフロードバイク全体に言えますが,シートが長距離乗車想定では無いので,全体的にシートが硬いんですよね。
皆さんはこのシート対策ってどうやって講じているのでしょうか?
この尻痛対策は今後の課題になりそうです。
あと,ETC車載装置を付けたいです。