2023年(令和5年)4月8日(土曜日)から4月10日(月曜日)にかけて,宮城県と山形県エリアの観光しに行きました。
その時の日記になります。
国道48号線を仙台から山形の東根市に向かう道路を走り,県境の関山峠を山形県側に渡ってすぐのところにある関山大滝。
一級河川で,日本海に流れる最上川の支流 乱川の上流部にあるこの滝は,滝の落差が10mあり,幅も15mほどあるそこそこ大きい滝で,国道48号線沿いの観光スポットだそうです。
街道沿いのドライブインから誰でもみることが可能で,夜間はライトアップも実施しているとのことです。
崖の上から見るのも綺麗ですが,せっかくなので急な階段を降りて,下に降りて鑑賞しました。
マイナスイオンが直に辺り,とても気持ち良かったです.
ただ,風が冷たく,ちょっと寒かった。
関山大滝から山形県内を南下して,山形市内にある天台宗の仏教寺院 立石寺へ。
ここは,仙台と山形を結ぶ仙山線の沿線にあり,気軽に鉄道でもアクセス良好な立地にあります。
駅から歩いても10分は要しないです。
このお寺は通称山寺と呼ばれ,立石寺よりも山寺の方が広く浸透している山形県を代表する観光スポットのひとつです。
今から1,163年前の860年(貞観2年)に,慈覚大師(円仁)が当時の天皇である,清和天皇の勅令で開山したとされており,ただ創建の正確な年は諸説あるとされています。
慈覚大師(円仁)が開山したとされる寺院は,東北地方には複数あり,他は岩手県の平泉にある世界文化遺産の中尊寺・毛越寺,宮城県の松島にある瑞巌寺があります。
これらの4つの寺院を巡り御朱印を集める「四寺廻廊」というのも行いたいですね。
ちなみに,私はこの巡礼を後ほど知ったので,御朱印を集めていませんでした。
麓から奥之院までは,約1,000段の石段を登る必要があり,あまり運動していない人にとっては過酷かもしれません。
ただ,途中には石碑や茶屋,ベンチなどがあるので,のんびり散歩気分で登るのもいいでしょう。
仏像や石碑を見ながらのんびり石段を登ること45分で頂上にあたる奥之院に到着。
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」
17世紀に訪れた松尾芭蕉が,この立石寺を訪れ参拝した際に詠んだ俳句で,記念の石碑や奥の細道の書物にも収録されている有名な俳句です。
この日は生憎の曇天で,前日の季節外れな暖かさとは一転して,北風吹き冬に逆戻りしたかのような寒さでしたが,景色は圧巻でした。