気象庁大気海洋部の報道発表資料によると、現在 全国各地に設置してある地域気象観測所（以下 アメダス）での湿度に関するデータ配信が開始することが発表され、観測機器更新作業を行い、完了地点より順次配信を開始することが発表されました。
一般的なアメダス観測所は、一部観測所を除き、基本的に気温・雨量・風・日照の4要素観測となり、それ以外の湿度・気圧・積雪などのデータは気象台や測候所、特別地域気象観測所のみの観測でしたが、今回の機器更新で全国の103地点のアメダス観測所で湿度項目が追加されることになりました。
埼玉県内では、南部のさいたま・越谷の2地点のアメダス観測地点で新たに湿度値の配信を行うことになり、さいたまでは8月24日より配信が始まり、越谷では11月中の配信開始を予定しています。
今まで湿度に関する情報は、南部地域で観測してる地点が無く、最寄りの熊谷地方気象台か東京都心（北の丸公園地域観測所）のデータを参照するしかありませんでした。
今回、南部のさいたま・越谷のアメダス観測所で配信することにより、きめ細かな情報が入手出来ることに期待できると思われます。
尚、気圧及び積雪に関するデータは、今まで通り気象台か測候所、特別地域気象観測のみの観測を継続。
非公式ながら我が家でも気象観測を行っており、気温と一緒に湿度も観測しているので、湿度データには困りはしていませんでしたが、今回公式の観測も始まるので期待はしています。
◆参照元：気象庁「気象庁大気海洋部 配信資料に関するお知らせ（令和3年8月4日）」
https://www.data.jma.go.jp/add/suishin/oshirase/pdf/20210804.pdf
