当初は、新横浜にあるラーメン博物館に行く予定ですが、大黒パーキングにて休憩中に、今日は(※その日)金曜日だよな... 金曜日は軍隊でカレーを食べる日... 軍の基地があるのは横須賀、そして横須賀は大黒パーキングがある横浜のお隣の都市... 久しぶりに行ってみよう!
...と言う事で、当初の予定では無かった横須賀に行ってみることにしました。
大黒パーキングから横須賀は、首都高と横浜横須賀道経由で30分くらいで着くので結構近かった。
正直、1時間くらいはかかるのかなとは思ってました。
ちなみに、Forsqareでの記録を見てみたら、5年ぶりの横須賀訪問だったみたいです。
横須賀は三浦半島にある最大都市で、東京湾の入り口 浦賀水道に面する都市です。
古くから海上の要衝として機能をし、幕末に横須賀製鉄所(後に造船所)が開設してから街が栄えていき、現在は海上自衛隊の横須賀基地及び米軍横須賀基地(アメリカ海軍第7艦隊の基地)が所在している軍港都市となっています。
また、歴史の教科書で黒船来航という出来事を習ったと思います。
これは、嘉永6年(1853年)に、マシュー・ペリーが率いる艦船が日本に来航し、その来航した場所が横須賀の浦賀という地区です。
横須賀に来て、真っ先に来たのがヴェルニー公園。
ヴェルニー公園は、横須賀港に面する都市公園で、園名の由来は、旧横須賀製鉄所を設計したフランス人技師のヴェルニーに因んでいるそうで、公園もフランス庭園の公園になっています。
対岸には、海上自衛隊の横須賀基地と、米軍の横須賀基地が面しており、公園から停泊する艦船を眺めることができます。
また、この海上自衛隊の横須賀基地と、米軍横須賀基地の艦船を海上から遊覧船に乗って見ることが出来る YOKOSUKA 軍港めぐりという遊覧船がありますので、是非乗ってみてください。海上から間近に見えるので迫力満点です。(ちなみに、私は3回乗船しました。)
横浜と横須賀は隣同士ということもあり、距離的には近いのですが、横浜は大都市でみなとみらいを中心とする港町というイメージもあって、人気観光スポットになっている分、横須賀はどこか寂れて廃れてるイメージ感が若干あります。
また、横浜以外にも隣には逗子や鎌倉といった、神奈川県の一大観光地も位置してるので、どうしてもそこと比較してしまうと魅力が少なくなってしまうのもあるのかもしれません。
ただ、この横浜、鎌倉などの一大観光地を差し退けてでも私は横須賀を選びますね。
私が艦船好きというのも横須賀を選ぶ理由のひとつだと思います。
昔は、そこまで軍事・ミリタリー系には興味はありませんでしたが、DMMが運営している育成シミレーションゲーム 艦隊これくしょん-艦これ-をプレイし始めた頃から艦船に興味を持ち始め、それを機に横須賀に足を運ぶようになりました。
そして、先ほどから述べている通り、関東地方では唯一の海軍基地がある都市でもあるんです。
海軍基地は、横須賀を始め、京都の舞鶴や広島の呉、長崎の佐世保など、全国に点在しています。ただ、どこも埼玉県からは遠方で、気軽に行けない分、横須賀は関東地方に位置している関係で、距離も近く、2時間あれば行けちゃう距離というのもあり、一時期は2~3週間に1回は訪問していた時期がありました。
一方で、横浜は港町の大都会というイメージが強く、確かに街並みが綺麗でオシャレな街という印象はあります。
都会感があり、異国情緒溢れ、食も豊富。
住みたい街ランキングでトップ独走する理由も分かりますが、あちらはどっちかと言うと女性向けって感じは個人的にします。
一方で、横須賀は男性向け?
米軍横須賀基地の近くにあるどぶ板通り。
すぐ近くに米軍基地があるため、アメリカ系のお店もたくさんあり、どこか海外に来た感じになります。
この風景が、とても横須賀っぽくて、すごくディープです。
派手な刺繍が施されているスカジャンというジャケットがありますが、このスカジャン発祥の地がこのどぶ板通りです。
この通りには、スカジャンを扱っている専門店が結構たくさんありますよ。
昼食は、どぶ板通りの近くにあるヨコスカシェルさんで、横須賀名物であるよこすか海軍カレーを頂きました。
また、海軍カレー以外にも、もう一つの名物でもあるヨコスカネイビーバーガーも頂けます。
本来は、食事中の撮影したかったのですが、夜間に行われるライブの準備中で、店内が準備のため、店員さんが慌ただしく動いていたので、撮影はしませんでした。
また、この後は三笠公園などにも行ってきました。
ここには、1904年(明治37年)から1905年(明治38年)にかけて起きた当時の大日本帝国とロシア帝国との間で発生した、日露戦争の連合艦隊旗艦にもなった 戦艦「三笠」が現存保存されており、世界三大記念艦*1の一つになっています。
当時は、敷島型前弩級戦艦の四番艦として建造され、日露戦争やシベリア出兵支援で活躍。
ワシントン軍縮条約で除名、横須賀港で関東大震災が発生し損傷、敗戦による連合国占領により著しく荒廃が進んだそうで、一時期は解体処分まで行きそうになったらしいのですが、復元運動も甲斐あり、記念艦として世界に2ヶ所のみ*2でしか見ることができない、戦前から現存する戦艦として現在に至っています。
艦内に入船は有料となっていますが、お金を払ってでも見る価値は十分にありますので、行ってみてください。