2018年8月18日から20日にかけて、職場の有給休暇を取って親の実家に遊びに行ってきました。
大宮駅から最速の「はやぶさ」1時間40分ほどで盛岡駅、そこから沿岸まで高速バス 2時間10分で宮古駅と... 新幹線よりもバスに乗っている時間の方が長いです...
岩手県沿岸部はどこも行くのがかなり不便で... 高速道路や新幹線網が発達している内陸部からは、奥州→大船渡・陸前高田、花巻→釜石、盛岡→宮古、盛岡→久慈など主要道路で沿岸各地に向かってもどこも2時間はかかるというかなり不便な地です。
ただ、2時間かけて行く価値は十分にあります...
写真は宮古市北部の田老地区にある有名な観光スポット 三王岩(さんのういわ)です。
昔は海岸線に沿って遊歩道がありましたが、7年前の震災以降は立ち入り禁止となっています。
写真の手前右側にあるのが三王岩、奥の突端が佐賀部という所で、ウミネコの繁殖地となっています。
さらに奥にちょこっと出しているところが本州最東端の岬がある重茂(おもえ)半島の北端 閉伊岬。
昔はここよりちょっと北側にある真崎という所で海水浴や海釣りなどもやりましたが、今はもう出来ないんだろうな...
海水浴は宮古市内に昔は多数海水浴場がありましたが、今年は浄土ヶ浜 1か所だけしかやっていないそうです。
手前は山を切り開いて出来た新しい住宅地、更に奥が昔の市街地
7年経ってまだまだ何も無いのかと思ったら、北側の高台にあった道の駅がこちらに移動してきて立派になっていました。
父親の実家は旧田老市街地に雑貨屋としてありましたが、津波で流出して現在はこの住宅地で小っちゃいながら雑貨屋さんの経営しています。
やっぱり、高台に移転して不便な所が出てると... 商業地はほとんど旧市街地で住宅地がこの高台と別れてしまった為、買い物に行くのが大変になったそうです。
これが津波が来る前の旧市街地です。
父親の実家(雑貨屋さん)は国道沿い、中学校前の道と交差する場所にありました。
松本旅館さんや山長商店さんなどはよく遊びに行きましたね~